CROWNⅡOPTIONAL LESSON
Optional Lesson The Sound of Silence?
補助的な読み物 沈黙の音?
P.174
単語とそれらが表すものには自然な関係があるのだろうか?
英語を話す人は、馬をhorseと呼ぶ。
なぜなら、それが正しく聞こえるからだ。
しかし、日本語を話す人にとっては、その同じ動物は馬と呼ばれる。
ドイツ語ではPferdである。イタリア語ではcavalloである。
全てその言語を話す人たちにとって正しい名前である。
ある言語学者たちによると、世界は6000以上もの言語が存在する。
これは、馬を表す6000以上の異なる、しかし正しい名前が存在するという意味なのだ!
しかしながら、もし私たちが「正しい」という単語を単語とそれらの表すものとの自然な関係として意義付けたら、それはおかしい。
著名なスイスの言語学者のフェルディナン・ド・ソシュールは、音と意味との間には自然の関係はないと昔結論付けた。
P.175
それでも、この一般的なルールには興味深い例外が存在する。
いくつかの単語の音は、それらが表すものを実際に示しているのである。「オノマトペ」と「音表象」を見てみよう。
日本語のオノマトペには、擬音語、擬態語、そして擬情語が含まれる。
擬音語はニャーニャー(ネコの鳴き声) やワンワン(犬の鳴き声) といった自然の音に似ている。
擬音語は、ニコニコ(笑顔) やニヤニヤ(にやりと笑う) のように、外的な世界の状態を述べる。
P.176
擬情語はいそいそ(嬉しそう)やイライラ(怒った)、そしてそわそわ(落ち着かない)といった内側の状態を表す。
日本語はそのような表現を豊富に用い、これらの例においては音と意味との間に何らかの自然な関係があるように
思われる。
英語は日本語ほどオノマトペを用いない。
しかしながら、アメリカのマンガを読むとAAARGH!(痛みを表現するため)、CRASH(何かが壊れる音)、SCREECH(ベルの鳴る音)、BAM,POW,WHACK(誰かが拳で殴る),またはKABOOM(大爆発)といった単語を目にするだろう。
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