CROWNⅠReading 1

7 月 9th, 2008 by admin

三省堂 041 Crown Reading 1
FAST FOOD
ファーストフード

P.83

休日の美しい朝だった。

1人の裕福な男が、-彼をR氏と呼ぶことにしよう。-庭で忙しくしていると、庭の壁の方から自分に話しかけてくる声を耳にした。

見知らぬ人が彼を見ていた。

「植物がお好きなようですね、」その男は言った。

「ええ、確かに、」R氏は答えた。

「それならば、あなたが興味を持つかもしれないものを私は持っています。」

「何をお持ちなんですか?ガーデニングの道具を売っているのですか?」

「ガーデニングの道具よりもはるかににいいものですよ。-このスーパーパウダーです!

種を植えた後に、ただこの粉を少し土の上に振り掛けるのです。

種がどれほど速く成長するか、あなたはビックリしますよ。」

その男は門を開けて庭に入ってきた。

彼は白い粉が一杯に入ったビンを持っていた。

R氏は笑った。

「おとぎ話から出てきたものみたいですね!私がそれを信じるなんて、実際には思っていないでしょう?」

「論より証拠です。ほら、お見せしましょう。

ここにいくつか種があります。

これらはスイカ、これらはイチゴ。

P.84

これらはトマトの種です。」

「それならば、種を植える時にこれらの朝顔の種も植えてください。」

「いいですよ!」

その男はシャベルを取り、槌を掘り返し始めた。

彼は種をいくつか植えた。
それから彼は、粉を土にふりかけた。

R氏はこれを全て見ていた。

「これはジョークですか?」

「1分だけ我慢して下さい。」

「1分!たぶん1週間くらいでしょう!」

「いいえ、いいえ、見て下さい」

彼は地面を指差した。

R氏は、自分の見たものが信じられなかった。

新芽がすでに土の中から出てきていたのだ。

「凄い!何かのトリックに違いない!」

「トリックではありませんよ。

私は、何も隠し持っていませんよ。

これらは、まさに私が植えたばかりの種と同じものです。

よかったら、触ってもいいですよ。」

R氏はそれらを触った。

本物だった。
まさに彼が触っている間にも、植物は伸び続けた。

「これは本当に驚きだ。」

P.86

「種は普通の種です。

凄いのは粉なんです。

たくさんの時間と労力がかかりましたが、できあがったのです:

世界で最速の食べ物です。」

3時間のうちに、植物は花を咲かせ、実をつけ始めた。

男はいくつかの果物を採り、R氏に渡した。

「味見してみて下さい」

R氏はイチゴを口に入れた。

美味しかった。

「う~ん、悪くないね。

何て素晴らしいアイディアなんだ!

私たちは、毎日食卓に新鮮なフルーツや野菜をのせることだできる。」

「もっと食べてみて下さい。」

R氏は全て試してみた-イチゴ、スイカ、トマト。

同時に、彼はアサガオが次々と開花するのを見ていた。

「ふ~!お腹がいっぱいだ。

あなたのあの素晴らしい粉を売りたくはないでしょうね?

私は工場の1つでそれを造ることができます。

そして、しかも、勿論私は少しお金を稼ぐことができます。

「本当のことを言うと、それがまさに私がここにいる理由なんです。

P.87

ほら、私は研究に多額のお金を使ってしまって・・・」

「それ以上言わないで下さい。」

彼らはすぐに同意した。

R氏は多額の小切手を手渡した。

その男は子なのボトルを手渡した。

彼らは握手をして、さようならと言った。

R氏は中へ戻った。

彼はとても嬉しかった。

「仕事に取り掛かろう。

この素晴らしいものを早く市場に出せれば出せるほど、いい。

でも、まず私はランチを食べなきゃいけないな。」

P.88

突然、R氏は困惑した表情になった。

数分前にあんなにたくさん食べたのに、どうして彼はお腹が空いているのだろう?

「ちょっと待って!

私は間違いを犯したのだろうか?

このファースト・フードは全ていおいて速いに違いない。
成長する時も・・・食べる時も・・・それが・・・」

彼は窓へ駆け寄った。

外の庭では、まずアサガオが、次にスイカ、そしてトマトが急速に枯れつつあった。

[…内容をPDFで見る]

関連する投稿


このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加


0 Responses to “CROWNⅠReading 1”

  1. No Comments

Leave a Response